「ジェスチャードローイングを始めてからしばらくやるけど、最近、なんだか伸び悩んでいる気がする」そんな悩みに答えていきます。
行き詰まった、壁を感じた、スランプに陥った方は参考になるかと思います。
自分の感じたままに動きを捉える、ジェスチャードローイングは初心者にはおすすめ方法です。
やってみると、人物を描くことのハードルが下がるので、どんどんと絵を描くことができます。スケッチブックがあっという間に絵で埋まっていきます。
その感覚も楽しいものです。へー自分はこんなに描けたんだと。
けど、やるにつれて、何かしっくりこない、もう少しこうしたいけどどうすればいいのか分からない、悩む場面もあります。
その時がチャンス。確実に成長している証拠です。
ここをクリアしてけば、きっともっと絵を描くことが楽しくなるはずです。うまくなるはずです。
僕もジェスチャードローイングを初めてからしばらくは調子良く絵がかけていましたが、しばらくすると、急に悩みだします。何かしっくりこない。もう少しうまくいく方法はないかと考えていました。
今回は、僕がジェスチャードローイングをするにあたって、工夫してみてよかった点を紹介します。
ジャスチャードローイングをもっと深めるための工夫
ジェスチャードローイングの工夫とは、、、
- 目標設定をする。
- 色分けしてみる。
- 最初の線は薄く。
- 言葉、矢印を描く
- 振り返りをする。
こんなかんじです。
目標設定をする。
最初に、何を目標にして絵を描くかを明確にします。
例えば、柔らかい線を描きたいとか、服のシワをイメージして描きた、ラインオブアクション(LOA)をしっかりととりたい、などです。
目標設定をすると、なんとなくやるよりも、集中力が高まります。
さらにできなかったときがチャンスです。
どうしてできなかったのかを考え、次につなげるようにすると、一層効果が高まるかなと思います。
色分けしてみる。
LOAの線を赤に、最初のアタリを青に、そこから鉛筆で描いて行きます。
ジェスチャードローイングは、アタリの線が多くなると、何を描いているのかが分からなくなります。最初に引いたLOAの線もどこかに消えてしまったり。
見返してみると、なぜこんな線を引いたのかが分からなくなります。
色分けすることで、最終的な形に、なぜなったのかが分かるようになります。
最初の線は薄く。
これも色分けと同じ意味です。
最初から、濃い線を描くと、描く度に線が増えて、何をかいているのか、この線はどこの線を描いているのかが分からなくなります。
最初の線は特に薄く。少しずつ濃くしていきましょ。
デジタルの方はレイヤーを重ねて色を薄く調整するとわかりやすいです。
言葉、矢印を描く
動きの方向性や、勢い、強さ、弱さ、などなど、感じ取った印象を言葉や矢印にしてイメージを膨らませます。
腕は「ギューン」と伸びていて、胸骨から腰骨までは、「にゅる」としているな。足は力が入っているから「ピーン」だな。上半身はひねっているから「ギュー」って矢印を描こう。
こんな感じでOK。自分が分かればいいので、イメージを言葉にしたり、矢印にしましょう。
僕は、これがあると、絵が生き生きとしてくる印象を受けました。
振り返りをする。
絵を書き終わったら振り返りをしましょう。
けど、悪かったこと(反省)をする必要はありません!
良かったところ、できたところ、自分を褒めたいところを書き出します。
無いものを求めないでください、自分の中にあるもの(できたもの)を大切にしましょう。
【まとめ】それでも気楽に行きましょ!
最後に来て、こういうのもなんですが、、、
今回、紹介した方法はあくまでも、補足的な部分です。
ジェスチャードローイングは線一本で、自分が思ったように、感じたように描くことが大切です。
ですので、自分に負担になるようなことは避けたほうがいいかとおもいます。無理はやめましょ。人間は、誰かに何かをやらされているときが一番きついです。
できそうならやる位の軽い気持ちでやってみるといいです。
自分がやっていて楽しい!ワクワクする!と感じたときだけにしましょ。
完璧は目指さない、他人と比べない!、終わったらできたことを褒める。
絵やイラストに対してはそんな、気持ちが大切です。
よーし今日も、楽しく絵を描こう。疲れたコーヒーでものもうかなぁ!
練習成果です!
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「砂糖ふくろう先生のジェスドロやろうぜ!」とGESture DRAWing Partyという動画と一緒に、イラストの練習をやっています。
一人でやっていると、迷走してきます。誰かと一緒にできると心強いです。
砂糖ふくろう先生は、ジャスチャードローイングもやりつつ、服やズボンのシワの話しもしてくれます。「まぁテキトウにやりましょ。気楽に」との言葉がなによりもありがたいです。
時折、出てくるキャラクターがふくろうだと今日気づきました。