効率化と聞いて、思い出すのが未来から来たネコ型ロボット、ドラえもんが出してくれる「どこでもドア」です。便利ですよね。
扉を開ければ、地球の裏側だろうが、学校の校庭だろうが、しずかちゃんのお風呂だろうが、どこでも行けてしまいます。楽です。便利です。
将来的には、こんなすごい技術ができてしまうのでしょうか。
便利です。
けどけど、もし「どこでもドア」だけの旅行しか選択肢がなかったら、その旅は楽しいのでしょうか❓
今日は修学旅行です、扉を開ければ「ハイ、奈良の東大寺」1時間で終了。
新婚旅行、僕の自宅から名古屋セントレアまで1時間半、日本からオーストラリアのケアンズまで飛行機で8時間。長かったです。飛行機で足がパンパンにむくみました。
けどけど、どこでもドアなら「ハイ、オーストラリア到着!」一瞬です。
もちろん極端な例です。
旅行の楽しみとはなんでしょうか。僕は「そこまでの道のり」だと考えます。
友人との雑談や、バスのレクレーション、おやつは何を持っていくとか、、、
めんどくさいとか、不効率な部分も多々あります。時間がかかります。
旅行の思い出って、むしろ、その場にいったことよりも、その途中にあるのではないでしょうか。
「どこでもドア」だけの効率重視の旅は、思い出をすっ飛ばしてしまう気がします。