本記事では「メンタルモデルを意識して、組織を成長させよう。」というテーマについて考えています。
僕は、これからの時代は組織の成長が大切になってくると感じています。
ここでいう組織とは会社のことです。
組織の成長はアナログなやり取りが必要【考察】
個人の成長はネットが助けてくれますが、組織の成長はアナログなやり取りで成長します。
個人の学びは、ネットの力を借りると達成できるようになってきました。インターネットやAIが普及して、昔に比べ、個人でやれることが格段に増えました。検索すれば、調べさえすれば、ネット上に情報が無限に落ちています。
それにより、ネットの環境があれば、学びの機会が誰でも均等に得られます。つまり、誰でも、能力や才能を高められるようになってきています。
しかし、組織はちょっと違います。
組織の成長には、ネットでは解決できない、アナログなコミュニケーションが必要です。具体的には、他人との日常的なコミュニケーションや、目標の共有化、時には意見を言い合える環境が必要です。
それらは人間同士の至ってアナログなやり取りだからです。対話です。
もちろん、組織もネットの力を利用して成長することは可能ですよ。
こんなことを感じるからこそ、ラジオで流れてきた「学習する組織」という本、言葉にピンときたのかもしれません。
メンタルモデルに気づくことが大切
「学習する組織」について調べていく中で、僕は、「メンタルモデル」という言葉に行き着きました。
メンタルモデルとは「個人の思い込み」ということです。
個人の思い込みが強いと、組織として成長をストップさせてしまうかもしれません。
自分だけの考えを他者に押し付け、意見を聞こうとしないからです。その結果、限定した、つまらない企画が量産され、他の社員はやる気を失ってしまいます。
特に、強烈な個性の上司がいると、組織の成長は止まります。その上司の限界が組織の限界になってしまうからです。
僕の職場にもこのような上司が過去にいました。その時は、何か、組織として勢いがない、場当たり的な対応になっていると感じていました。それは、個性の強い、自分の考えを押し付ける上司だったからだと後になって気付きました。
このようにならないためにも、「メンタルモデル」を意識、認識して、気づいたことを改善していく必要があります。
それには、本編に出てくるように、自分の意見だけに凝り固まらないように、時には後輩からのアドバイスに耳を傾けて仕事を進めていくのが大切だと感じています。
もし会社で組織を作り管理や経営に関わっている方で、「何か組織としてしっくりこない」と悩んでいる方は読んでみると、何か気づきがあるかと思います。
それでは本編をどうぞ。
メンタルモデルに気付き改善する【絵日記】
先日、会社のプレゼンをする機会がありました。
僕は、プレゼンをするなら絶対に「生」、その場で直接話をした方がいいと主張しました。
けど、そこにいた後輩は、、、「動画」でいいというのです。
絶対に「生」でやった方が熱いプレゼンができる。
あれ!これって僕のメンタルモデル。思い込みじゃないか?
*絵の中には「成長する組織」と書いてしまいましたが、「学習する組織」の間違いです。
そっか、自分の思い込みに気づくと、違う考え、視点が生まれます。自分の中の死角が浮き彫りになった感じがします。
プレゼンは「生+動画」で行うことが決まりました。
後輩も、自分の意見が採用され、やる気がアップしそうですね。
みんなのアイディアを組み合わせれば、1人では生み出せないような独創的なプレゼンになる予感がします。
1人の柔軟な気付きが組織の成長を支えます。反対に1人の凝り固まった考えが組織の成長をストップさせます。
これからの時代は組織の成長が欠かせません。より効果的に生産性の高い働きか方が求められるます。
さぁ次は、読者の皆さんの順番です。
自分のメンタルモデルに気付き、組織がどうしたら成長できるかを考えてみませんか。
学習する組織、組織の成長は大切というお話でした。
最後まで読んでくれて、ありがとうございました。